NHKで紹介された「健康体操2026」改訂版とは?血圧・痛み・転倒予防に大切な体操を接骨院目線で解説
この記事は、藤接骨院が日々の施術や運動指導の現場で大切にしている「姿勢」「インナーマッスル」「体の使い方」の視点をもとに作成しています。
NHK「あしたが変わるトリセツショー」で紹介された健康体操の内容を参考にしながら、接骨院の現場で多く見られる体の使い方のクセや、運動を続けるうえで注意したいポイントをわかりやすく解説します。
なお、この記事は一般的な健康情報であり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。痛みやしびれ、強いふらつきがある場合は、自己判断で無理に続けず、医療機関や専門家へ相談することをおすすめします。
目次
2026年5月21日にNHK「あしたが変わるトリセツショー」で、
「血圧も痛みにも!健康体操2026 改訂版」が放送されました。
番組では、健康づくりのために大切な体操として、
スクワット・カーフレイズ・片足立ちなどが紹介されました。
どれも特別な器具を使わず、自宅でできる簡単な運動です。
しかし、接骨院の視点から見ると、ただ「やればいい」というものではありません。
大切なのは、
正しい姿勢で行うこと
インナーマッスルを意識すること
自分の体に合った負荷で続けること
です。
今回は、番組で紹介された健康体操をもとに、藤接骨院の視点からわかりやすく解説します。
健康体操2026で紹介された3つの体操
今回の健康体操で大きく紹介されたのは、次の3つです。
- スクワット
- カーフレイズ
- 片足立ち
どれも一見すると、とても簡単な運動です。
しかし、体の中では多くの筋肉や関節が同時に働いています。
例えば、スクワットひとつを見ても、太ももだけでなく、お尻、股関節、骨盤、背骨、お腹まわりの筋肉まで関係します。
体は「積み木」のようなものです。
足元、膝、股関節、骨盤、背骨、首の位置が少しずつズレると、上に乗っている部分まで不安定になります。
だからこそ、健康体操で大切なのは、
どの運動をするかだけではなく、
どの姿勢で行うかです。
1. スクワット|下半身・体幹・姿勢をまとめて使う体操
スクワットは、健康体操の中でも特に重要な運動です。
太もも、お尻、股関節、体幹をまとめて使うため、下半身の筋力維持に役立ちます。
また、日常生活で行う、
- 立ち上がる
- 座る
- 歩く
- 階段を上る
といった動きにも深く関係しています。
つまり、スクワットは単なる筋トレではなく、
日常生活を楽にするための基本動作とも言えます。
スクワットで大切なポイント
スクワットで注意したいのは、膝だけを曲げないことです。
膝だけでしゃがもうとすると、膝に負担が集中しやすくなります。
本来は、股関節を後ろに引きながら、体幹を安定させて行うことが大切です。
意識したいポイントは、
- お腹を軽く引き込む
- 背中を丸めすぎない
- 膝が内側に入らないようにする
- 呼吸を止めない
- 痛みが出る深さまで無理に下げない
ことです。
特に大切なのが、
お腹を軽く引き込むことです。
これは、藤接骨院でも大切にしているインナーマッスルを働かせるためのポイントです。
2. カーフレイズ|ふくらはぎを使い、足元の安定を支える体操
カーフレイズとは、かかとをゆっくり上げ下げする体操です。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれることがあります。
これは、ふくらはぎの筋肉がポンプのように働き、足元の血流を助ける役割があるためです。
カーフレイズは、ふくらはぎだけでなく、足首や足裏の安定にも関係します。
歩くときにふらつきやすい方、足元が不安定な方にとっても大切な運動です。
カーフレイズで大切なポイント
カーフレイズは簡単そうに見えますが、フォームが崩れやすい運動でもあります。
よくある失敗は、
- 外側に体重が逃げる
- 足の指が浮いてしまう
- かかとを急に落としてしまう
- 体が前に倒れる
- ふらついたまま無理に続ける
ことです。
安全に行うには、壁や椅子に手を添えて、まっすぐ上に伸びるように行いましょう。
足の親指の付け根あたりで床を押す意識を持つと、足元が安定しやすくなります。
足首やふくらはぎが硬い方、足がつりやすい方、足裏の痛みがある方は、無理に回数を増やすよりも、まずは痛みのない範囲で行うことが大切です。
3. 片足立ち|転倒予防とバランス能力に関係する体操
片足立ちは、バランス能力を確認しながら鍛える体操です。
片足で立つだけなので簡単に見えますが、実際には多くの機能を同時に使っています。
- 足裏の感覚
- 足首の安定
- 膝の支え
- 股関節の働き
- 体幹のバランス
- 視覚情報
これらがうまく連動することで、私たちは倒れずに立つことができます。
つまり、片足立ちは
体のバランスを確認するセルフチェック
としても役立ちます。
片足立ちで大切なポイント
片足立ちで大切なのは、長く立つことだけではありません。
本当に大切なのは、
- 体がどのようにブレているか
- 左右差があるか
- 足首・膝・股関節が連動しているか
- 骨盤が大きく傾いていないか
を見ることです。
例えば、右足では立てるのに左足ではすぐふらつく場合、単純な筋力不足だけでなく、骨盤の傾き、股関節の使い方、足首の硬さが関係していることもあります。
片足立ちをするときは、必ず壁や椅子の近くで行いましょう。
無理に手を離す必要はありません。
ふらつきが強い方や、痛み・しびれがある方は、無理をせず専門家に相談することをおすすめします。
健康体操で大切なのは「インナーマッスル」です
今回の健康体操で共通して重要なのが、
お腹を軽く引き込む姿勢です。
これは、体幹の奥にある筋肉、いわゆるインナーマッスルを働かせるために大切なポイントです。
インナーマッスルとは、体の深い部分にある筋肉のことです。
家で例えるなら、外から見える壁や屋根ではなく、建物を内側から支える柱や土台のような存在です。
どれだけ外側の筋肉を使って運動しても、体の土台であるインナーマッスルがうまく働いていないと、姿勢が崩れたり、関節に負担がかかったりしやすくなります。
藤接骨院でも、痛みや不調を考えるうえで、このインナーマッスルの働きをとても大切にしています。
なぜなら、インナーマッスルがうまく使えない状態では、体を支える力が弱くなり、腰、膝、肩、首などに余計な負担がかかりやすくなるからです。
スクワット、カーフレイズ、片足立ちは、どれも足を動かす運動に見えます。
しかし、実際には、
インナーマッスルを使いながら、体の軸を整える運動
とも言えます。
簡単な運動でも、体は変わる可能性があります
今回紹介された体操は、どれも難しい運動ではありません。
- 椅子を使ったスクワット
- かかとを上げ下げするカーフレイズ
- 壁や椅子につかまりながら行う片足立ち
このように、特別な器具がなくても自宅でできるものばかりです。
しかし、簡単だからといって効果が小さいわけではありません。
日常生活で使えていなかった筋肉を少しずつ使うことで、体にはさまざまな変化が期待できます。
例えば、
- 立ち上がりが楽になる
- 歩くときのふらつきが減る
- 姿勢が安定しやすくなる
- 腰や膝への負担が軽くなる
- 血流が促されやすくなる
- 転倒予防につながる
- 疲れにくい体づくりにつながる
といった変化です。
もちろん、すべての症状が体操だけで改善するわけではありません。
痛みの原因が、筋肉だけでなく、関節、骨格、神経、自律神経、日常生活のクセなどに関係している場合もあります。
ただ、体に合った簡単な運動を続けることは、健康づくりの大きな土台になります。
大切なのは、
難しい運動をたくさん行うことではなく、簡単な運動を正しく続けることです。
ただし、一番難しいのは「続けること」です
健康体操は、方法だけを見るととてもシンプルです。
しかし、実際には多くの方がここでつまずきます。
それは、
運動を続けることが難しい
からです。
最初は「今日から頑張ろう」と思っても、
- 忙しくて忘れてしまう
- 変化を感じる前にやめてしまう
- 正しいやり方か不安になる
- 痛みが出て続けられなくなる
- 一人だとモチベーションが保てない
- 何回、どのくらいやればよいかわからない
という理由で、続かなくなってしまう方は少なくありません。
これは意志が弱いからではありません。
人間の体づくりは、歯磨きのように「生活の一部」になるまでが一番難しいのです。
だからこそ藤接骨院では、患者様に対して、ただ「運動してください」と伝えるだけではなく、
- 今の体に合った運動か
- 痛みが出ないやり方か
- 正しいフォームでできているか
- どの筋肉を使うべきか
- どのくらいの頻度で行うべきか
- 続けやすい方法になっているか
を確認しながらサポートすることを大切にしています。
運動は、正しく続けることで力になります。
しかし、間違ったフォームで無理に続けると、かえって痛みにつながることもあります。
体操を始めたことで痛みが出た場合や、なかなか続けられない場合は、無理をせず専門家に相談することも大切です。
体操をしても痛みが出る場合は注意が必要です
健康体操は、体づくりのきっかけとしてとても良い方法です。
しかし、すべての痛みに対して万能というわけではありません。
次のような場合は、自己判断で続けず、専門家に相談することをおすすめします。
- スクワットで膝や腰が痛む
- 片足立ちで強くふらつく
- 足にしびれがある
- 体操後に痛みが強くなる
- 左右で明らかに動きやすさが違う
- 高血圧や心臓の病気があり運動が不安
- 過去に腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を指摘されたことがある
体操で痛みが出る場合、体操そのものが悪いのではなく、
今の体に合っていない動き方をしている
可能性があります。
この場合、必要なのは「もっと頑張ること」ではありません。
大切なのは、
なぜ痛みが出るのかを確認すること
です。
藤接骨院でできること|検査をもとに、一人ひとりに合った運動をサポートします
藤接骨院では、痛みや不調に対して、まず検査を大切にしています。
なぜなら、同じように「膝が痛い」「腰が痛い」「ふらつく」と感じていても、その原因は人によって違うからです。
筋肉の硬さが関係している方もいれば、関節の動き、骨格や姿勢、インナーマッスルの弱さ、日常生活での体の使い方が関係している方もいます。
体操をしても改善しにくい場合や、運動中に痛みが出る場合には、
・筋肉の状態
・関節の動き
・骨格や姿勢
・インナーマッスルの働き
・左右差
・足首、膝、股関節の連動
・日常生活での体の使い方
を確認し、一人ひとりに合わせた施術や運動指導を行います。
同じスクワットでも、膝が痛い人、腰が痛い人、ふらつきがある人では、必要な修正ポイントが違います。
また、カーフレイズや片足立ちも、足元だけを見ればよいわけではありません。
ふくらはぎ、足裏、足首、膝、股関節、骨盤、体幹が連動しているかを確認することで、その方に合った安全な運動方法が見えてきます。
藤接骨院では、ただ体操をすすめるのではなく、患者様の体の状態に合わせて、無理なく続けられる体づくりをサポートしています。
痛みを一時的に楽にするだけでなく、再発しにくい体づくり、動きやすい体づくりを目指していきます。
藤接骨院には、腰痛、膝の痛み、姿勢の崩れ、産後の不調、歩行時のふらつきなど、さまざまなお悩みでご相談いただいています
体操や運動は健康づくりに役立ちますが、痛みの原因や体の使い方のクセは一人ひとり異なります。
そのため、藤接骨院では、患者様の体の状態を確認しながら、その方に合った施術や運動指導を行うことを大切にしています。
実際に通院された方のお声は、こちらのページでもご紹介しています。
▶ お客様の声はこちら
まとめ|健康体操は「体の土台づくり」の第一歩
NHK「あしたが変わるトリセツショー」で紹介された健康体操2026改訂版は、自宅で始めやすく、健康づくりのきっかけとしてとても良い内容でした。
特に大切なのは、
- スクワットで下半身と体幹を使う
- カーフレイズでふくらはぎと足元を使う
- 片足立ちでバランスを確認する
- インナーマッスルを意識して体の軸を整える
- 難しい運動よりも、簡単な運動を正しく続ける
- 痛みが出る場合は原因を確認する
ことです。
簡単な運動でも、正しく続けることで、姿勢、歩き方、ふらつき、腰や膝への負担、日常生活の動きやすさに変化が出ることがあります。
一方で、本当に難しいのは「運動のやり方」ではなく、
自分の体に合った方法で続けること
です。
「運動した方がいいのはわかっているけれど、続かない」
「スクワットをすると膝や腰が痛くなる」
「自分に合った体操を知りたい」
「インナーマッスルをうまく使えるようになりたい」
このようなお悩みがある方は、ぜひ一度、藤接骨院へご相談ください。
藤接骨院では、患者様一人ひとりの体の状態を確認し、無理なく続けられる体づくりをサポートいたします。
参考情報
- NHK「あしたが変わるトリセツショー」放送予定日のお知らせ|公益社団法人 日本理学療法士協会
https://www.japanpt.or.jp/info/20260514_972.html - WELL LIFE Log「トリセツショー 健康体操・最新改訂版」まとめ記事
https://wellbe-blog.net/torisetsu-taiso-2026/







