ぎっくり腰(急性腰痛)
- 荷物を運ぼうと持ち上げた際に、ズキっと腰に痛みを感じた
- 布団から起き上がった際に急に腰に痛みを生じた
- 咳やくしゃみをしたときに、腰が痛くなった
- 腰の痛みで歩くのがつらい
- じっとしていてもズキズキ腰が痛い
もくじ
このような症状はぎっくり腰(急性腰痛)の可能性があります!
ぎっくり腰とは?
ふとした動作で、動けなくなるほどのするどい痛みが腰に走ることを「ぎっくり腰」といいます。
また、医学的には「急性腰痛」といいます。
ぎっくり腰が起こりやすい状況
- 重い荷物を持ち上げる時
- 椅子から立ち上がる時
- 寝て起き上がる時
- くしゃみや咳をした時
ぎっくり腰の原因
筋力不足や筋肉の柔軟性の低下
ぎっくり腰になってしまう原因はさまざまです。
例えば、運動不足による筋力不足や筋肉の柔軟性の低下が主な要因と言われています。
さらに、長時間同じ姿勢をとったり、逆に同じ動作を繰り返すような動作で、筋肉がこわばった状態になってしまいます。
すると、ふとした動作で腰の筋肉を痛めてしまい、腰に激しい痛みを起こします。
特に、在宅で仕事をしていると、会社の仕事用デスクとは違い、リラックスできる姿勢や椅子、ソファに座ってのデスクワークになります。
すると、姿勢がどんどん悪くなり、腰に大きな負担をかけてしまいます。
さらに運動不足で筋肉が固くなり、関節の安定性が損なわれていきます。
体がこのような状態になると、ちょっとしたキッカケによってぎっくり腰の症状があらわれるのです。
インナーマッスルの衰え
運動不足により、筋肉は衰え血液を運ぶポンプの役割も衰えてしまいます。すると血流が悪くなり、筋肉が硬直して姿勢が偏ってしまいます。
筋肉によって支えられている骨格は、インナーマッスルが衰えるとバランスを保つ力が弱まり、歪んでしまいます。バランスを保とうと周辺の筋肉が働き、腰に過度な負担がかかることで疲労が溜まり、ぎっくり腰痛を起こしやすくなります。
ビタミン・ミネラル不足
現代社会の環境下では、ビタミン・ミネラルの消費が大きく、体内のエネルギー通貨と呼ばれるATPを生産するために必須の材料が不足し、うまくエネルギー不足になっている人が多いです。すると、体の修復に必要な栄養素が足りず、ぎっくり腰を起こしやすくなります。
- 精神的ストレス
日頃の仕事や人間関係などの精神的ストレスにより、ビタミン・ミネラルが失われる。
- 加工食品
加工食品に含まれる食品添加物の摂取により、ビタミン・ミネラルの消費が大きい。ビタミン・ミネラル吸収を阻害する添加物もある。 - ミネラル不足の野菜
化学肥料による育成、農薬の使用により、水や土壌が汚染され、そこで作られた農作物にはビタミン・ミネラルが不足している野菜が多い。
デスクワークで気を付けること
- 骨盤を立てて座るように意識する
- 椅子と机の高さを調節する
- オフィス用の椅子や、座布団を使用する
デスクワークでの正しい椅子の座り方は、以下動画で確認してみてください。
ぎっくり腰の痛みの経過と対処法
ぎっくり腰は発症から1ヶ月から3ヶ月程度痛みが続きます。
発症時が一番痛みが強く、だんだん和らいでいくのが一般的です。
痛みの経過
- 発症直後・・・強い痛み
- 2~3日後・・・痛みが若干和らいでくる。
- 1週間後・・・かなり痛みが軽くなる
- 1か月・・・完治する
痛みの対処法
発症直後
負担のかからない寝方をする
患部を冷やし、痛みが強い場合は、腰に負担がかからない姿勢をとります。
- 膝を曲げて横になる
- 膝を曲げ、膝にクッションを置き仰向けになる
- 脚を低めの台に置き仰向けになる 詳しくは、「痛くならない正しい寝方」の動画をご覧ください。
ビタミン・ミネラルを摂取する
ぎっくり腰や椎間板ヘルニアなどの痛みには、活性酸素を抑制する抗酸化ビタミンのEやCが有効です。
特に血液の循環をよくするビタミンEは重要です。神経組織を正常に保つためには、ビタミンB1も忘れずにとりましょう。
ビタミンB6は、痛みを感じ取る神経細胞の興奮を抑えたり、神経細胞間の伝達役をする神経伝達物質GABA(ギャバ)の合成を助ける働きがあるので、痛みを緩和するのに効果があります。
ストレスによる腰痛には、ビタミンCが有効です。ストレスに対処する副腎皮質ホルモン生成には、ビタミンCが大量に消費されるからです。
引用:連載 この症状にはこのビタミンミネラル! 京都府立医科大学 教授 吉川敏一
https://www.kyoto-kokuhoren.or.jp/habit/pdf/117.pdf
ビタミンEが多い食品
アーモンド、西洋カボチャ、ふきのとう、にら、大根の葉、まぐろ、アボカド、ごま等
ビタミンCが多い食品
アセロラ、パプリカ、芽キャベツ、ブロッコリー、キウイ、レモン、オレンジ、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも等
ビタミンB1が多い食品
豚肉、米ぬか、小麦はいが、ごま、まいたけ、ほしのり、パセリ、大豆、らっかせい、たらこ等
発症から2〜3日後
痛みが少し和らいできた、意識して少しずつ動かしていきましょう。じっとしていると余計に痛みがひきにくくなったり、腰の筋肉が弱ってしまいます。
藤接骨院のぎっくり腰治療
保険施術
ぎっくり腰は急性の症状になるので、ご来院2回目以降は、健康保険が適用されることがほとんどです。
急性であるということが分かるように、いつ、どのような状況で痛みが出たかを必ず施術者にお伝えください。
保険治療について詳しくは、「保険診療について」を御覧ください。
保険適用の治療は、痛みを和らげる応急処置、対症療法的な部分が大きいです。
自費治療は、このような症状でお悩みの方におすすめします。
- ぎっくり腰を何度も繰り返してしまう
- 慢性的腰痛で悩んでいる
- 腰だけでなく他の部分にも痛みがある
- 姿勢の悪さが気になっている
- 原因不明の頭痛やめまいなどの症状がある
羽多野式ハイボルト
ハイボルトは、神経の興奮を抑え、痛みを取る事に特化した電気治療器です。
レントゲンやMRIではわからない腰の筋肉や関節、靭帯などの痛みを引き起こしている原因の筋肉を特定し、改善までサポートいたします。
骨盤矯正
筋肉の調整と骨格の矯正を組み合わせて行い、骨を正常な位置に戻して歪みを治します。
楽トレ
わずか30分間で9000回のインナーマッスルトレーニングを行うことのできる世界初のマシン楽トレ。 体幹(体の中心の筋肉)のインナーマッスルを鍛える事で姿勢維持筋が完成し、猫背や体の歪みの改善に効果抜群です。
丁寧な問診と検査で、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術ができるのが、自費治療の強みです。
痛みの根本から改善し、痛みを繰り返さない体になるためにも、ぜひご検討ください。
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