ぎっくり腰(急性腰痛)
- 重い荷物を持ち上げた瞬間、腰に激しい痛みが走った
- 朝、布団から起き上がろうとしたら腰が痛くなった
- 咳やくしゃみをすると腰に痛みが響く
- 腰が痛くて立ち上がる・歩く・寝返りを打つのがつらい
- 前かがみになったり、身体を起こしたりするのが難しい
- ぎっくり腰を何度も繰り返している
もくじ
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰とは、突然起こる強い腰の痛みを指す一般的な呼び方で、医学的には急性腰痛と呼ばれます。
重い荷物を持ち上げた瞬間に起こるイメージがありますが、実際には椅子から立ち上がる、布団から起き上がる、身体をひねるなど、日常の何気ない動作がきっかけになることもあります。
痛みの程度には個人差があり、少し動かすだけで強く痛む方もいれば、歩くことはできても前かがみや寝返りがつらいという方もいます。
ぎっくり腰は、必ずしも筋肉だけが傷ついている状態ではありません。腰の筋肉や靭帯、関節などが痛みに関係することがありますが、痛みの原因となっている組織を一つに特定できない場合も少なくありません。
多くの場合は時間の経過とともに痛みが軽くなりますが、腰の痛みの中には椎間板ヘルニアや骨折、内臓の病気などが関係しているケースもあります。
そのため、単に「ぎっくり腰だから大丈夫」と判断せず、痛みの出方や身体の状態を確認することが大切です。
ぎっくり腰が起こりやすい状況
ぎっくり腰は、特別な運動をしていなくても起こることがあります。
例えば、次のような場面です。
-
重い荷物を持ち上げたり、床に置いたりしたとき
-
椅子から立ち上がったとき
-
朝、布団やベッドから起き上がったとき
-
身体を急にひねったとき
-
咳やくしゃみをしたとき
-
長時間同じ姿勢で過ごしたあとに動き始めたとき
ただし、これらの動作そのものが必ず腰を傷めるわけではありません。普段の活動量や身体の状態、疲労など、さまざまな要因が関係することがあります。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、重い荷物を持ち上げたときや、身体を急にひねったときなどに起こるイメージがあります。しかし、実際には朝起き上がるとき、椅子から立ち上がるとき、顔を洗おうと前かがみになったときなど、何気ない動作で発症することもあります。
ぎっくり腰の原因は一つではなく、筋肉や関節への負担、身体の柔軟性、筋力、日常生活での姿勢や運動習慣など、さまざまな要因が関係していると考えられています。
また、突然強い痛みが現れても、その瞬間の動作だけが原因とは限りません。普段の生活で腰に負担がかかっていたところに、何気ない動作がきっかけとなって痛みが現れる場合もあります。
ここでは、ぎっくり腰が起こる背景について、さまざまな角度から解説します。
① 筋肉の柔軟性の低下と腰への負担
腰の周囲には、背骨を支える筋肉だけでなく、お腹やお尻、股関節など、身体を動かすための多くの筋肉があります。
これらの筋肉が協調して働くことで、前かがみになる、身体をひねる、重い物を持ち上げるといった動作をスムーズに行うことができます。
しかし、長時間のデスクワークや運動不足などによって筋肉の動きが少なくなると、腰や股関節周囲に張りや動かしにくさを感じることがあります。
例えば、股関節の動きが小さい状態で床の物を拾おうとすると、腰を大きく曲げて動作を補うことがあります。こうした身体の使い方が続くと、特定の部位に負担が集中する場合があります。
ただし、身体が硬いことだけでぎっくり腰になるわけではありません。柔軟性に加えて、筋力や活動量、身体の使い方などを総合的に考えることが大切です。
② 筋力不足とインナーマッスルの働き
腰を支える筋肉には、身体を大きく動かす筋肉と、背骨や体幹の動きを細かく調整する筋肉があります。
特に、腹横筋や多裂筋などの深層筋(インナーマッスル)は、体幹の安定性や動作の調整に関わっています。
これらの筋肉は、重い物を持ち上げるときだけでなく、立つ、歩く、座るといった日常動作でも働いています。
運動不足などによって全身の筋力や持久力が低下すると、慣れない作業や長時間の活動に対応しにくくなることがあります。
一方で、ぎっくり腰の原因が必ずインナーマッスルの衰えにあるわけではありません。また、腹筋だけを鍛えればぎっくり腰を防げるというものでもありません。
腰痛の予防を考える際には、体幹だけでなく、お尻や下半身を含めた筋力を維持し、日常的に身体を動かすことが重要です。
③ 長時間の同じ姿勢と日常生活の習慣
デスクワークや車の運転、スマートフォンの操作などで長時間同じ姿勢を続けていると、腰や背中の筋肉に疲労感や張りが生じることがあります。
特に、仕事中はほとんど座ったままで、帰宅後も座って過ごす時間が長い方は、身体を動かす機会が少なくなりがちです。
このような生活が続いたあと、急に立ち上がったり、身体をひねったりした際に、腰に痛みを感じることがあります。
ただし、猫背や反り腰など、特定の姿勢が直接ぎっくり腰を引き起こすと決まっているわけではありません。
大切なのは、一つの姿勢を「正しい姿勢」として維持し続けることではなく、適度に姿勢を変え、身体を動かすことです。
デスクワーク中には定期的に立ち上がる、少し歩く、座る位置を変えるなど、無理なく取り入れられる習慣から始めましょう。
④ 急な動作や慣れない運動による負担
ぎっくり腰は、日常生活の中で腰に急な負荷がかかった際に発症することがあります。
例えば、引っ越しや大掃除で重い荷物を運ぶ、普段行わないスポーツをする、久しぶりに庭仕事をするといった場面です。
特に、普段の活動量に比べて急に大きな負荷がかかると、腰周囲の筋肉や関節に痛みが生じることがあります。
また、重い荷物だけでなく、比較的軽い物を持ち上げた際に強い痛みが出る場合もあります。
これは、持ち上げた物の重さだけで腰痛が決まるわけではなく、そのときの身体の状態や負荷への慣れなども関係するためです。
普段から適度な運動を続け、仕事やスポーツの負荷を少しずつ増やしていくことが大切です。
⑤ 睡眠不足やストレス、疲労との関係
ぎっくり腰を含む腰痛には、筋肉や関節などの身体的な要因だけでなく、睡眠やストレスなども関係することがあります。
睡眠不足が続くと疲労が回復しにくくなり、痛みに敏感になる場合があります。また、精神的なストレスが強い状態では、痛みをよりつらく感じることもあります。
例えば、仕事が忙しく睡眠時間が短い時期や、家事・育児などで十分に休めていない時期に、腰の不調を感じる方もいます。
もちろん、ストレスや睡眠不足だけがぎっくり腰の直接的な原因になるわけではありません。
しかし、腰痛を繰り返す方にとっては、運動や姿勢だけでなく、休養や睡眠を含めた生活習慣を見直すことも重要です。
⑥ 栄養不足と筋肉・骨の健康
筋肉や骨を健康な状態に保つためには、日頃の食生活も大切です。
筋肉の維持にはたんぱく質が必要であり、ビタミンDやカルシウムなども骨や筋肉の健康に関わっています。また、ビタミンB群はエネルギー代謝に、マグネシウムは正常な筋肉の働きに関係しています。
ただし、特定のビタミンやミネラルが不足したことによって、直接ぎっくり腰が起こると断定することはできません。
また、ぎっくり腰になったあとに特定の栄養素を多く摂取すれば、痛みが早く治るという十分な根拠もありません。
栄養面では、特定の食品やサプリメントに頼るのではなく、肉・魚・卵・大豆製品、野菜、果物などを組み合わせたバランスのよい食事を心がけましょう。
特に、極端な食事制限や偏った食生活が続いている方は、筋肉や骨の健康を維持するためにも、食生活を見直すことが大切です。
⑦ 過去の腰痛とぎっくり腰の再発
過去にぎっくり腰や腰痛を経験したことがある方は、再び腰痛を起こす場合があります。
一度痛みが落ち着いても、以前と同じような生活習慣や身体への負担が続いている場合、再び腰の痛みを感じることがあります。
また、痛みが出ることへの不安から身体を動かす機会が減り、体力や筋力が低下してしまうケースもあります。
ぎっくり腰を繰り返す方は、痛みがなくなった時点で終わりにするのではなく、日常生活での身体の使い方や運動習慣などを見直すことが重要です。
藤接骨院では、腰の痛みだけでなく、姿勢や股関節の動き、筋力なども確認し、一人ひとりの身体の状態に合わせた施術や運動をご提案しています。
ぎっくり腰になったときの対処法
ぎっくり腰になると、突然の強い痛みで立ち上がることや歩くことが難しくなる場合があります。そんなとき、「安静にした方がいいのか」「冷やすべきか、温めるべきか」「ストレッチをしてもいいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
ぎっくり腰は、発症直後の対応やその後の過ごし方によって、日常生活への戻りやすさが変わることがあります。痛みを我慢して無理に動くことは避けながら、身体の状態に合わせて少しずつ活動を再開することが大切です。
痛みが強いときは楽な姿勢で休む
ぎっくり腰の発症直後は、無理に腰を伸ばしたり、身体をひねったりせず、痛みが少ない姿勢を探しましょう。
例えば、横向きになって膝を軽く曲げたり、仰向けで膝の下にクッションを入れたりすると、腰が楽になる場合があります。
ただし、長期間寝たきりになることはおすすめできません。痛みが少し落ち着いてきたら、トイレに行く、室内を歩くなど、無理のない範囲で身体を動かしましょう。
ぎっくり腰は冷やす?温める?
ぎっくり腰になったときは、必ず冷やさなければならないというわけではありません。
冷却によって痛みが和らぐ方もいれば、温めることで筋肉の緊張がやわらぎ、楽に感じる方もいます。
冷やす場合は保冷剤などをタオルで包み、直接肌に当てないようにしましょう。温める場合も、熱すぎるお湯や長時間の加温は避けてください。
どちらの場合も、痛みが強くなるようであれば中止しましょう。
痛みが強い時期のストレッチやマッサージは慎重に
腰が痛いからといって、無理にストレッチをしたり、痛い部分を強く揉んだりすることは避けましょう。
特に、前かがみや身体をひねる動作で強い痛みが出る場合には、無理に可動域を広げようとすると症状が悪化することがあります。
痛みが落ち着いてきたら、身体の状態に合わせて軽い運動やストレッチを少しずつ取り入れていきましょう。
痛みが落ち着いたら日常生活の動きを少しずつ再開する
ぎっくり腰の回復には、痛みの程度に合わせて身体を動かすことも重要です。
痛みが許す範囲で歩いたり、普段の家事や仕事を少しずつ再開したりすることで、長期間の安静による筋力や体力の低下を防ぎやすくなります。
ただし、重い荷物を持ち上げる作業や激しい運動などは、痛みの状態を確認しながら段階的に再開することが大切です。
ぎっくり腰はどのくらいで治る?痛みの経過と回復期間
ぎっくり腰になると、強い腰の痛みによって普段どおりに動けなくなり、「いつになったら治るのだろう」「仕事や家事はいつから再開できるのだろう」と不安になる方も多いのではないでしょうか。
ぎっくり腰の回復期間には個人差がありますが、多くの場合、発症から数日〜数週間で痛みが徐々に軽くなっていきます。ただし、痛みが完全になくなるまでの期間や、普段どおりに動けるようになるまでの期間は、人によって異なります。
ここでは、ぎっくり腰の一般的な回復の経過と、日常生活に戻る際の注意点について解説します。
発症直後〜3日程度:痛みが強く、動作がつらい時期
ぎっくり腰を発症した直後は、腰に強い痛みがあり、立ち上がる、歩く、寝返りを打つなどの動作が難しくなる場合があります。
この時期は、痛みを我慢して無理に身体を動かしたり、強いストレッチをしたりすることは避けましょう。
ただし、長期間の安静が必要というわけではありません。痛みが許す範囲で、トイレに行く、室内を少し歩くなど、できることから日常生活の動きを続けることが大切です。
なお、痛みが非常に強い場合や、足のしびれ・脱力などを伴う場合には、一般的なぎっくり腰以外の原因も考えられるため、医療機関での確認が必要です。
発症後4日〜1週間程度:少しずつ動けるようになる時期
発症から数日が経過すると、痛みが徐々に軽くなり、立ち上がる、歩く、座るなどの動作がしやすくなる方もいます。
ただし、痛みが軽くなったからといって、腰が完全に回復したとは限りません。
急に重い荷物を持ち上げたり、長時間の作業を再開したりすると、痛みが強くなる場合があります。
この時期は、日常生活の活動量を少しずつ増やしながら、無理なく身体を動かしていくことが大切です。
発症後1〜4週間程度:日常生活への復帰を進める時期
ぎっくり腰の痛みは、発症から数週間のうちに大きく改善する方が多く、仕事や家事、軽い運動などを再開できるようになる場合があります。
一方で、前かがみになると痛む、長時間座ると腰が重くなる、朝起きたときに腰がこわばるなど、症状が残る方もいます。
痛みが軽くなってきたら、ウォーキングなどの軽い運動を取り入れ、身体の状態に合わせて徐々に活動量を増やしていきましょう。
ただし、痛みが改善しない場合や、日常生活に大きな支障が続いている場合には、医療機関への相談をおすすめします。
※ここで紹介した期間は一般的な目安です。すべての方が同じ経過をたどるわけではありません。
ぎっくり腰の痛みが長引くのはなぜ?
ぎっくり腰は比較的短期間で改善することが多いものの、痛みが長引くケースもあります。
その背景には、腰への負担が大きい生活環境、過去の腰痛、運動不足、睡眠不足、ストレスなど、さまざまな要因が関係することがあります。
また、腰の痛みを恐れて身体を動かさなくなることで、筋力や体力が低下し、日常生活に戻りにくくなる場合もあります。
一方で、椎間板ヘルニアや脊椎の病気など、別の原因が隠れている可能性もあるため、痛みが改善しない場合は自己判断しないことが大切です。
仕事や家事はいつから再開できる?
ぎっくり腰になったあと、仕事や家事を再開するタイミングは、痛みの程度や仕事内容によって異なります。
デスクワークであれば、座る時間を短く区切ったり、途中で立ち上がったりすることで、比較的早く仕事を再開できる場合があります。
一方、重い荷物を運ぶ仕事や、繰り返し前かがみになる作業などでは、腰にかかる負担を考慮し、作業内容や時間を調整する必要があります。
大切なのは、痛みが完全になくなるまで何もせず待つことではなく、痛みの状態に合わせて、できることから段階的に日常生活へ戻していくことです。
ぎっくり腰で医療機関を受診すべき症状とは?
ぎっくり腰は、突然腰に強い痛みが現れる症状ですが、すべての腰痛が一般的なぎっくり腰とは限りません。
腰の痛みの中には、筋肉や関節だけでなく、神経や骨、内臓などの病気が関係している場合もあります。
特に、足のしびれや力の入りにくさ、発熱、排尿・排便の異常などを伴う場合は注意が必要です。
ここでは、ぎっくり腰と間違えやすい症状や、医療機関での診察が必要なケースについて解説します。
足のしびれや力の入りにくさがある場合
ぎっくり腰では腰を動かしたときに強い痛みが出ることがありますが、足にしびれや脱力がある場合には、腰の神経が刺激されたり、圧迫されたりしている可能性があります。
例えば、腰椎椎間板ヘルニアなどでは、腰の痛みだけでなく、お尻から太もも、ふくらはぎ、足先にかけて痛みやしびれが現れることがあります。
足のしびれが続く場合や、力が入りにくい場合には、整形外科で原因を確認することが大切です。特に、急に足の力が入らなくなったり、脱力が進行したりする場合は、速やかに救急受診してください。
排尿・排便の異常や股の周囲のしびれがある場合
腰の痛みに加えて、尿が出にくい、尿や便を漏らしてしまう、股の周囲やお尻の感覚が鈍いといった症状がある場合には、特に注意が必要です。
これらは、腰の神経が強く圧迫される「馬尾症候群」などで見られることがあり、緊急の治療が必要になる場合があります。
このような症状が現れた場合は、接骨院での施術や自宅での様子見をせず、直ちに救急外来を受診してください。
転倒や事故のあとに強い腰痛がある場合
転倒して腰を打ったあとや、交通事故などの強い衝撃を受けたあとに腰が痛くなった場合には、骨折などのケガが隠れている可能性があります。
また、骨粗しょう症がある方や高齢の方では、比較的小さな負荷でも背骨の圧迫骨折が起こることがあります。
特に、転倒後から腰の痛みが強い場合や、身体を動かすことが難しい場合には、無理に動かさず医療機関で診察を受けましょう。
発熱や強い体調不良を伴う場合
腰の痛みに加えて発熱や悪寒、強い倦怠感などがある場合には、筋肉や関節の問題だけでなく、感染症などが関係している可能性もあります。
例えば、腎盂腎炎などの病気では、腰や背中の痛みに加えて発熱が現れることがあります。
また、安静にしていても強い痛みが続く場合や、夜間に痛みが強くなる場合にも、別の病気が隠れている可能性があります。
このような症状がある場合には、早めに医療機関で診察を受けることが大切です。
痛みが改善しない、または徐々に悪化している場合
一般的なぎっくり腰では、時間の経過とともに痛みが軽くなることが多いものの、すべての方が同じように回復するわけではありません。
数日経っても強い痛みが続いている場合や、日を追うごとに痛みが悪化している場合には、原因を確認する必要があります。
また、腰痛を何度も繰り返している場合や、日常生活に大きな支障が続いている場合にも、整形外科などで相談することをおすすめします。
ぎっくり腰かどうか迷ったときは
ぎっくり腰は、痛みの強さだけで原因を判断することはできません。
特に、これまで経験したことのない痛みや、腰以外の症状を伴う場合には、自己判断でストレッチやマッサージを行わず、医療機関で原因を確認しましょう。
藤接骨院でも、腰の痛みが出た状況や身体の状態を確認し、医療機関での検査や診察が必要と考えられる場合には、適切な受診をご案内しています。
ぎっくり腰を繰り返さないための予防法
ぎっくり腰は、一度痛みが落ち着いても、再び発症することがあります。「重い物を持ったわけではないのに腰が痛くなった」「毎年のようにぎっくり腰を繰り返している」という方も少なくありません。
ぎっくり腰を完全に防ぐ方法はありませんが、日頃から適度な運動を続け、筋力や体力を維持し、腰に負担がかかりやすい生活習慣を見直すことで、腰痛の再発リスクを減らせる可能性があります。
ここでは、日常生活で取り入れやすい予防のポイントをご紹介します。
① 長時間同じ姿勢を続けない
デスクワークや車の運転などで長時間座っていると、腰や背中の筋肉に張りや疲労を感じることがあります。
特に、仕事に集中していると同じ姿勢が続きやすく、立ち上がったときに腰の動かしにくさを感じることもあります。
腰への負担を減らすためには、椅子や机の高さを調整し、無理なく座れる環境を整えることが大切です。また、30分〜1時間程度を目安に立ち上がって歩くなど、こまめに姿勢を変える習慣をつけましょう。
ただし、猫背や反り腰など、特定の姿勢が必ずぎっくり腰の原因になるわけではありません。正しい姿勢を意識しすぎるよりも、同じ姿勢を長時間続けないことが重要です。
藤接骨院では、デスクワーク中に取り入れやすい椅子の座り方についてもご紹介しています。以下の動画を参考にしてみてください。
デスクワークで気を付けること
- 骨盤を立てて座るように意識する
- 椅子と机の高さを調節する
- オフィス用の椅子や、座布団を使用する
デスクワークでの正しい椅子の座り方は、以下動画で確認してみてください。
② 適度な運動で筋力と体力を維持する
腰痛の再発予防には、日常的に身体を動かす習慣が大切です。
ウォーキングや軽い筋力トレーニングなどを継続することで、腰だけでなく、お腹やお尻、下半身の
筋肉をバランスよく使うことができます。
特に、腹横筋や多裂筋などのインナーマッスルは、体幹の安定性や動作の調整に関わっています。
ただし、インナーマッスルだけを鍛えればぎっくり腰を予防できるわけではありません。体幹の筋力に加えて、股関節や下半身の筋力、全身の持久力なども大切です。
運動習慣がない方は、まず短時間のウォーキングや椅子からの立ち座りなど、無理なく続けられる運動から始めましょう。
③ 腰や股関節の柔軟性を保つ
腰や股関節周囲の筋肉が硬く感じられると、前かがみになる、しゃがむ、身体をひねるといった動作がしにくくなることがあります。
そのため、日頃から腰だけでなく、お尻や太もも、股関節周囲の筋肉を無理なく動かすことも大切です。
例えば、太ももの裏側やお尻の筋肉をゆっくり伸ばすストレッチ、股関節を動かす体操などは、日常生活に取り入れやすい方法です。
ただし、身体が硬いことが必ずぎっくり腰につながるわけではありません。また、ストレッチだけで腰痛の再発を防げるわけでもありません。
筋力トレーニングやウォーキングなどと組み合わせながら、身体を動かしやすい状態を維持することを目指しましょう。
なお、ぎっくり腰の痛みが強い時期には、無理にストレッチを行わないようにしてください。
④ 重い物を持ち上げるときの身体の使い方を見直す
ぎっくり腰は、重い荷物を持ち上げるときや、身体をひねりながら物を運ぶときなどに起こることがあります。
重い物を持ち上げる際には、荷物をできるだけ身体に近づけ、腰だけでなく股関節や膝も使いながら持ち上げると、負担を調整しやすくなります。
また、荷物を持ったまま急に身体をひねることは避け、方向を変える際には足も一緒に動かすようにしましょう。
ただし、腰を曲げる動作そのものが悪いわけではありません。普段からさまざまな動作に慣れ、身体の状態に合わせて無理のない範囲で負荷を調整することが大切です。
⑤ 睡眠や休養を大切にする
腰痛の予防を考えるうえでは、運動や姿勢だけでなく、睡眠や休養も重要です。
睡眠不足が続くと、疲労が回復しにくくなったり、痛みに敏感になったりする場合があります。
仕事や家事、育児などで忙しい方も、できる範囲で睡眠時間を確保し、身体を休める習慣を意識しましょう。
また、ストレスが強い状態が続くと、腰痛の感じ方や回復に影響することがあります。適度な運動や趣味の時間など、自分に合ったリフレッシュ方法を取り入れることも大切です。
⑥ 痛みがなくなったあとも身体のケアを続ける
ぎっくり腰は、強い痛みが落ち着くと「もう治った」と感じる方も多いですが、痛みが軽くなったあとも運動習慣や身体の使い方を見直すことが大切です。
特に、ぎっくり腰を何度も繰り返している方は、腰だけでなく、股関節の動きや体幹・下半身の筋力、普段の活動量などにも目を向けましょう。
藤接骨院では、腰の痛みが落ち着いたあとも、身体の状態に合わせたストレッチや運動、日常生活での注意点などをご案内しています。
痛みを繰り返しにくい身体づくりを目指し、無理なく続けられる健康習慣を身につけていきましょう。
藤接骨院のぎっくり腰治療
ぎっくり腰は、突然の強い腰の痛みによって、立ち上がる、歩く、寝返りを打つなど、日常生活の動作が難しくなることがあります。
藤接骨院では、痛みがある部分だけに注目するのではなく、腰や骨盤、股関節の動き、周囲の筋肉の状態などを確認し、一人ひとりの症状に合わせた施術を行っています。
また、ぎっくり腰は発症直後の痛みが強い時期と、痛みが落ち着いてきた時期では、必要な対応が異なります。
そのため、現在の身体の状態を丁寧に確認し、痛みの軽減から日常生活への復帰、再発予防まで段階的にサポートします。
① 問診・検査で痛みの状態と身体の動きを確認
まずは、いつ、どのような動作で腰が痛くなったのか、現在どのような動作がつらいのかを詳しくお伺いします。
例えば、重い荷物を持ち上げた際に痛くなったのか、朝起き上がったときに突然痛みが出たのかによって、確認すべき内容は異なります。
また、腰を前後に動かしたときの痛みや、立ち上がる・歩くといった動作、股関節の動きなども、無理のない範囲で確認します。
必要に応じて、足のしびれや力の入りにくさなども確認し、医療機関での診察が必要と考えられる場合には、適切な受診をご案内します。
藤接骨院では、こうした問診・検査を通じて現在の身体の状態を把握し、施術の方針を分かりやすくご説明します。
② 手技による施術で腰周囲の筋肉にアプローチ
ぎっくり腰による強い痛みがある場合、無理に腰をひねったり、痛い部分を強く押したりすることは避ける必要があります。
藤接骨院では、痛みの程度や身体の状態に合わせて、腰や背中、骨盤周囲の筋肉に手技による施術を行います。
特に、腰だけでなく、お尻や股関節周囲の筋肉にも張りが見られる場合には、関連する部位の状態も確認しながら施術を進めます。
施術は強い刺激を加えることを目的とせず、患者さんの反応を確認しながら、無理のない範囲で行います。
③ ハイボルトによる痛みへのアプローチ
藤接骨院では、ぎっくり腰による痛みに対して、身体の状態に応じてハイボルトを使用することがあります。
ハイボルトは、高電圧の電気刺激を利用した施術機器です。痛みの軽減を目的として、腰周囲の筋肉などにアプローチする際に使用します。
ぎっくり腰で身体を動かすことがつらい場合にも、痛みの状態を確認しながら使用を検討します。
ただし、ハイボルトだけでぎっくり腰の原因を特定したり、すべての痛みを改善したりできるわけではありません。
藤接骨院では、手技による施術などと組み合わせながら、一人ひとりの状態に応じて使用を判断します。
④ 骨盤矯正で腰や股関節の動きを整える
ぎっくり腰の痛みが落ち着いてきた段階では、腰だけでなく、骨盤や股関節周囲の動きにも目を向けることが大切です。
例えば、股関節の動きが小さくなっている場合や、身体をひねる動作がしにくい場合には、日常生活の動作に影響することがあります。
藤接骨院では、身体の状態に合わせて骨盤矯正を取り入れ、腰や股関節周囲の動きを整えることを目指します。
ただし、ぎっくり腰の原因が必ず骨盤のゆがみにあるわけではありません。また、強い痛みがある時期に無理な矯正を行うことは避け、痛みの程度や身体の状態を確認しながら施術を進めます。
筋肉の調整と骨格の矯正を組み合わせて行い、骨を正常な位置に戻して歪みを治します。
⑤ 楽トレ(EMS)で体幹の筋肉をサポート
ぎっくり腰を繰り返している方や、体幹の筋力低下が気になる方には、必要に応じてEMS機器「楽トレ」をご提案することがあります。
楽トレは、電気刺激によって筋肉を収縮させる機器で、腹部や体幹周囲の筋肉を動かすための補助的な方法として活用します。
体幹の筋肉は、立つ・歩く・物を持ち上げるなど、日常生活のさまざまな動作に関わっています。
ただし、楽トレだけでぎっくり腰の再発を防げるわけではありません。
藤接骨院では、患者さんの身体の状態に合わせて、運動やストレッチなども組み合わせながら、日常生活で必要な筋力や体力の維持をサポートします。
⑥ 日常生活のアドバイスと再発予防
ぎっくり腰は、強い痛みが落ち着いたあとも、日常生活での身体の使い方や運動習慣を見直すことが大切です。
藤接骨院では、患者さんの仕事内容や生活習慣などをお伺いし、腰への負担を調整するためのアドバイスを行います。
例えば、デスクワークが多い方には座りっぱなしを避ける工夫を、重い荷物を扱う方には身体の使い方や作業量の調整についてご案内します。
また、身体の状態に合わせてストレッチや運動をご提案し、ご自宅でも無理なく続けられる健康習慣づくりをサポートします。
藤接骨院では、目の前の痛みだけでなく、患者さんが仕事や家事、育児、趣味などを安心して続けられるよう、日常生活への復帰から再発予防までを大切にしています。
ぎっくり腰についてよくある質問
Q1. ぎっくり腰は何日くらいで治りますか?
ぎっくり腰の回復期間には個人差がありますが、多くの場合、発症から数日〜1週間程度で強い痛みが徐々に和らぎ、数週間かけて日常生活の動作がしやすくなっていきます。
ただし、痛みが軽くなったからといって、すぐに無理な運動や重い荷物を持つ作業を再開すると、再び痛みが強くなることがあります。回復の状態に合わせて、少しずつ活動量を戻していくことが大切です。
Q2. ぎっくり腰になったら、冷やすのと温めるのはどちらがいいですか?
冷やすか温めるかは、痛みの状態や本人が楽に感じるかどうかを目安に選びましょう。
冷やすことで痛みが和らぐ場合は、タオルで包んだ保冷剤などを短時間当てる方法があります。一方、温めた方が筋肉の緊張が和らぎ、楽に感じる方もいます。
どちらの場合も、冷やしすぎや熱すぎる温度には注意し、痛みが強くなる場合は中止してください。
Q3. ぎっくり腰になったとき、お風呂に入っても大丈夫ですか?
発症直後で痛みが強い場合は、無理に湯船に入る必要はありません。浴槽をまたぐ動作や、立ち上がる動作で腰に負担がかかることもあるため、まずは安全に入浴できるかを確認しましょう。
痛みが落ち着き、無理なく動けるようであれば、ぬるめのお湯で短時間入浴しても構いません。
入浴中や入浴後に痛みが強くなる場合は控え、身体の状態に合わせて判断してください。
Q4. ぎっくり腰になったら、仕事や家事は休んだ方がいいですか?
強い痛みがあるときは、無理をせず、つらい動作や重い荷物を持つ作業を一時的に控えることが大切です。
ただし、長期間ベッドで安静にし続けるよりも、痛みの許す範囲で歩いたり、日常生活の動作を少しずつ続けたりする方が、回復につながることが知られています。
デスクワークの場合は同じ姿勢を長時間続けないこと、立ち仕事や力仕事の場合は作業内容や負担を調整することを意識しましょう。
Q5. ぎっくり腰は接骨院で健康保険を使って施術を受けられますか?
ぎっくり腰でも、急性の負傷で、負傷した原因や日時が明確な場合には、接骨院で健康保険の対象となることがあります。
例えば、重い荷物を持ち上げた際に腰を痛めたなど、具体的な負傷のきっかけがある場合です。
一方、慢性的な腰痛や疲労による痛み、原因が明確でない症状などは、健康保険の対象とならない場合があります。また、医療機関で同じ負傷について治療を受けている場合などにも注意が必要です。
藤接骨院では、問診で症状や負傷の状況を確認し、保険適用の可否や自費施術についてご案内します。
Q6. ぎっくり腰は一度なると繰り返しやすいですか?
ぎっくり腰を経験した方の中には、再び腰痛を起こす方もいます。ただし、一度ぎっくり腰になったからといって、必ず再発するわけではありません。
再発を防ぐためには、腰だけに注目するのではなく、運動習慣や体力、仕事中の姿勢、睡眠や休養など、日常生活全体を見直すことが大切です。
藤接骨院では、痛みが落ち着いた後も、腰や股関節の動き、筋力などを確認し、一人ひとりの生活に合わせた運動や身体のケアをご提案しています。
店舗案内
藤接骨院にお任せください!
痛みが少ないうちからケアすることが大切です!
どんな症状でもぜひご相談ください
喜びの声
喜びの声ぞくぞく!患者様からのあたたかいメッセージです!
<お客様の声>
3回のギックリ腰の治療でお世話になりました。
今は痛みもなくなり、以前のように動けるようになりました。
本当にありがとうございました‼
<スタッフの声>
ギックリ腰でご来院された患者様の喜びのお声です⭐
ギックリ腰や急性の痛みは放っておくとその分治りが遅くなってしまいます💦
当院では、歩けない程の強い痛みでもその日のうちに歩けるようになるほどまで回復できる、ハイボルト治療がございます!
痛み止めや湿布のみで痛みを我慢せず、
早期に治療をしていきましょう✨
<喜びの声>
ぎっくり腰
歩くだけでも痛かった
ハイボルト
次の日普通に生活できた!
<スタッフの声>
ぎっくり腰になってしまい、かなり強い痛みでしたね!
ハイボルトという電気治療を行い、改善しましたね!
ハイボルトは寝違えやぎっくり腰などの急性期の痛みを
取り除くことが得意な治療器です!
慢性痛などの本当の原因も見つけることができますので
急性期、慢性期問わず痛みが気になる方はいつでもご相談ください!
喜びの声〉
『ギックリ腰 治療』
ギックリ腰やってしまい
何をするにも辛くて通院しました。
施術を受けすぐに良くなり
仕事も早く復帰できました!😄
スタッフのみなさん優しくて最高!!
〈スタッフの声〉
仕事への復帰が、すぐに出来て良かったです☆
急な痛みにはハイボルトが有効💡
ハイボルトは神経の興奮を抑え
痛みを取る事のできる電気治療器☆
今後は、痛みの出ない身体にして行きましょう!
〈喜びの声〉
『ハイボルト』
ギックリ腰で強い痛みがありましたが
早期に痛みが改善されました!!
よく効く!!
〈スタッフの声〉
痛みの改善が出来て良かったです😊
ハイボルトは神経の興奮を抑え
痛みを取る事のできる電気治療器になります☆
また痛みを引き起こしている原因の筋肉を
特定し検査することも出来ます!
交通事故の治療にも
効果を発揮することが出来ますので
もしものときは、ご相談くださいませ!
〈喜びの声〉
ギックリ腰 楽トレ33回
バスケ中に腰を痛めて通院!
楽トレを受け10回を過ぎた頃から
バスケをやっても疲れにくく
パフォーマンスアップにもなった!
先生達には本当に感謝してます。
ありがとうございましたm(_ _)m
〈スタッフの声〉
辛いぎっくり腰の改善だけでなく
パフォーマンスのアップにもなった
との声をいただけ嬉しいです!
楽トレでインナーマッスルを
鍛えるメリットはたくさんありますので
鍛えた筋肉を日常生活でも
使えるようにしていきましょうね!
記事監修
藤接骨院グループ 代表
柔道整復師 中村 哲也
静岡県内で10店舗を展開する藤接骨院グループ代表。
柔道整復師として長年にわたり、肩こり・腰痛・猫背・巻き肩・反り腰などの姿勢不良による不調改善に携わる。
「痛みのある場所だけでなく、その原因を見つけること」を大切にし、地域の皆様の健康をサポートしている。
【保有資格】
柔道整復師(国家資格)